はじめに

結婚生活を始めると必ず出てくるテーマが「お財布事情」。
誰が家計を管理するのか?共通にするか、別々にするか?――ここで考え方が食い違うと、せっかくの幸せな生活が小さな不満で揺らいでしまうこともあります。


実際によくあるケース

30代前半の男性会員さんは「収入はまとめて、奥さんに任せた方が楽だと思う」と考えていました。
しかし実際に結婚すると「毎月お小遣い制になり、自由に使えるお金が少なくてストレス」と感じるように…。
→ 事前に「いくらならお小遣いで納得できるか」を話し合っておけば良かった、と後から振り返られていました。

40代前半の女性会員さんは「結婚しても自分のお金は自分で管理したい」と希望。
最初はお互い納得して別財布にしていましたが、将来の教育資金の積立が見えづらくなり不安に…。
→ 結果、生活費だけでなく「将来の貯金」も共通にして管理する“ハイブリッド型”へ変更。安心感が生まれたそうです。

これは北新地ママ時代に、実際に私が結婚前に相談を受けたケースです。
女性(33歳・福祉関係の正社員)は、交際中から「何でも割り勘」の彼に少し疑問を持っていましたが、年齢的に焦っていました。
男性(36歳・公務員)は気楽な実家暮らしを続け、自分の趣味にお金を使う人で、なかなか結婚に踏み切らなかったのですが、転勤を機に突然「結婚しよう」と迫ってきたのです。当然、その話を聞いたときは反対しました。見た目も中身も素敵な女性だったのでなにもこんなクズ男と結婚しなくても・・・って。でも、周囲の反対をよそに彼女は結婚へと進んでいきました。しかし、結婚式ももったいないからとクズ男に言われて、入籍だけの結婚に、彼女のご両親はため息をついていたそうです。

結果、結婚生活に入ってもスタイルは変わらず、何もかも割り勘。
光熱費も食費も「きっちり半分ずつ」で、家計を一緒に考える姿勢は見られませんでした。

果たして――それは「夫婦の協力」なのか、「ただの同居人」なのか。
愛情よりも割り勘が先に立つ関係に、幸せはあるのでしょうか?

昔のことわざで「夫婦喧嘩は犬も食わない」って言いますよね。あれと同じで、恋愛ごとに首を突っ込んでも本人が良いと思っていたら止められないんです。でも、これが会員だったらどうしただろう。まず、会員だったらいつも割り勘ってところで即アウト!交際中に割り勘主義だった男が結婚後に代わるはずは無い。これは男にとって都合のいい同居でしかないと思います。もし、彼女が病気になったらどうするんだろう?入院費は?その間の家賃や生活費は?「大丈夫、貸しておくよ」って言われそう。最近は女性の年収を当てにしてるクズ男が多いので、ここは仲人としてしっかりと見極めたいところです。

夫婦のお財布スタイルは3種類

  1. 共通財布型:家計が分かりやすい反面、自由が減る
  2. 別財布型:自立性は高いが、将来設計が見えにくい
  3. ハイブリッド型:安心感と自由のバランスが取れる

トラブルを防ぐためのコツ

  • 結婚前から「お金の価値観」をすり合わせる
  • 夫婦で定期的に「家計ミーティング」をする
  • 将来の教育資金や老後資金についても一緒に考える

仲人としてのアドバイス

婚活の場面では「理想の結婚像」を話すことはあっても、「お金の管理」まで具体的に話す人は少ないものです。
けれど実際の結婚生活では、この価値観の違いが大きなストレスになるケースを多く見てきました。
だからこそ婚活中から「お金に対する考え方」を確認しておくことが大切です。


まとめ

結婚後の幸せを左右するのは「愛情」だけでなく「お金の透明性とルール作り」。
正解は一つではありませんが、二人にとって納得できるスタイルを選び、定期的に見直すことが夫婦円満の秘訣です。

そして、「割り勘婚」に幸せがあるのかどうか――それを考えることは、結婚相手を見極める大切な視点の一つなのです。


婚活サロン誉からのご案内

婚活サロン誉では、外見磨きのサポートだけでなく、結婚後の生活に直結する「お金や価値観のすり合わせ」についても丁寧にアドバイスしています。
結婚はゴールではなくスタート。だからこそ、交際中から現実的なテーマに目を向けることが大切です。

まずはお気軽に無料相談へお越しください。
あなたに合ったパートナー像を一緒に考え、幸せな結婚への一歩をサポートいたします。

👉 婚活サロン誉 無料相談はこちら